一流パラリンピアンの「超人性」に科学の目で迫る解析ドキュメント。
パラ卓球・日本代表の岩渕幸洋選手（２３）は、前陣にとどまって戦う超攻撃型スタイルで、世界のトップ１０まで上り詰めた。下半身に先天性の関節機能障害があり、前後左右に大きく動くことができない岩渕選手。そこで身につけたのが、台の近くで粘り強くブロックを続け、強烈なカウンターを決める独自の戦法だった。下半身の弱さを乗り越え、東京パラリンピックで金メダルを目指す岩渕選手、その驚異の身体能力に最新科学で迫る。