サラメシ シーズン7 2018年3月

サラメシ シーズン7 2018年3月

私事ですが最近、テレビ東京の「充電させてもらえませんか?」が大好きで、ほぼ欠かさず観ています。とりたてて出川ファンだったわけでもなく、草野球のチームメイトがカメラマンだからでもなく、何でこんなに楽しみにしてるのか…自分でもしばらく不思議でしたが、最近ようやく理由がわかりました。
それは、『テレビが町にきた~!』という喜びや興奮が随所に溢れているから。
もちろん出川さん人気やガチロケならではの突然感も功を奏しているものの、テレビとの出会いがとても素直に描かれている。
それはかつての「元気が出るテレビ」の大仏魂や半漁人であり、最近スペシャル番組で復活した「学校へ行こう!」の未成年の主張などで感じたもの。テレビが来た!テレビに出会った!という“興奮”や“熱狂”の空気感が、画面を通して伝わってくる。そんなテレビがとても心地いいんです。もちろん、旧態依然としててもいいことないし、時代に合わせたしなやかさを身に付けないと明るい未来はきっとない。でも、そういう番組を見ると、あちこちでいろいろ云われても、テレビはまだまだ大丈夫だ!そう勇気づけられるんです。ま、だからと言って春から8年目に突入する「サラメシ」がそういう番組になれるのか、なる気があるのかは、また別の話です。
(松葉直彦)

【今月の放送】
#29 3月13日(火)20:15~20:43 〔再〕3月15日(木)12:20~12:43
三陸鉄道に昨年春入社した若き運転士候補生のお仕事と昼を拝見。週に一度は食べたくなるのが駅前食堂のカツカレー。三鉄を胃袋から支えてきた食堂、応援の気持ちですごい大盛りに!?▽研究者同士でで2週に一回ランチ会を開く研究室におじゃま。「いただきます」から「ごちそうさま」まで一部始終を拝見した。▽今回は惜しくもオリンピック出場ならなかったボブスレー日本代表チーム。4年後を目指すコーチと選手のランチ拝見。

#30 3月20日(火)20:15~20:43 〔再〕3月22日(木)12:20~12:43
飛騨の酒蔵で働くアメリカ人。日本酒のおいしさに感動し13年前に蔵人に。伝統を重んじる蔵での仕事と生活、体を温めてくれるのは、まかないの定番・かす汁。▽葬儀会社の社員食堂を拝見。体力も神経も使う仕事、社食ランチはスタッフ皆の楽しみだ。元かっぽう料理店主が腕を振るう、つくだ煮や漬物取り放題のすてきなランチ▽この1年のサラメシ・おいしいセレクション!

再放送のお知らせ

3月8日(木)12:20~12:43 「シーズン6 #30」
宮崎県田野町、冬の風物詩は巨大なやぐらに大根を干す風景。干し大根農家の昼は、畑でのお弁当と熱々の豚汁。そして手作りの大根漬けが何よりのご馳走。▽街行く人に突撃!今週食べたランチ全部覚えてますか?▽東京北区のメッキ工場、冬になると72歳の常務が工場の一角で漬け込む白菜が絶品!今は亡き“工場のお母さん”から味を引き継ぎ皆に振る舞う。

3月29日(木)12:20~12:43
名古屋のIT企業が初めての社員食堂を計画。食器やメニューの選定など、慣れない作業を任されたチーフの社員に密着し、待望の社食オープンまでを追う。▽お弁当ハンター・阿部了さんが山形県天童市の木工家具メーカーへ。美しい曲線を作り出す職人技を拝見、地元食材の詰まったお弁当をのぞき見させていただく。▽坂上二郎が愛した、米屋のおにぎり。

サラメシ英語版

『Lunch On!』
※NHK WORLD 毎週木曜 13:30~、19:30~、金曜 1:30~、7:30~

3月 8日「パーキングエリアで午後イチ!」(再放送)
3月29日「清掃会社の月イチ豚汁デー」(再放送)

※約150の国と地域で放送衛星やケーブルテレビを通じて視聴可能。
日本国内での視聴は⇒http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/index.html

ナレーション

中井貴一

プロデューサー

松葉直彦  松尾明美 

演出スタッフ

今関裕子  石井大介
金井さおり 大沼奈保子
田中ナオト 北沢建一
森田遥平  小林瞬
佐藤拓郎  浜田玲
久保枝里紗 塩田明里
佐藤和也  松本有哉

アシスタントプロデューサー

宮崎和子

リサーチ

冨田紀子

構成

たむらようこ 服部真由子

音効

井田栄司