食彩の王国 2012年7月

食彩の王国 2012年7月

 子供のころは、井戸水をくんで生活に利用してた。もちろんポンプでギイコギイコくみ上げるのだから、かすかに鉄の香りがしていた。その水の味がぼくにとって、かけがえのない味として刷り込まれてる。どこの話って、世田谷で生まれたのだから当時は田舎だったのだ。水はいくらでもあったし、やがて水道の水もふんだんに使えたから、エビアンなどの水が高級スーパーで売り出されたときはびっくりした。へぇ、水を売るんだと驚いた風景がいまはあたりまえ。いろいろな種類を飲み比べて、自分の味にいちばん近いのを愛用している。「酔い覚めの水の旨さを下戸は知るめぇ」なんてね。あるときその水を飲んでいたら、妻が「おいしい?」と聞いた。へんなことを聞くなぁと思ったが「やっぱりこの水はうまいよ」と答えた。「あなたのこだわりも大したことないわね。それ、水道の水を冷やしておいたのよ」。あちゃー、とんでもねぇヤツだ。それがあったので、こんどはレンジのチンにだけは騙されないようにしている。その日食べる食材は、その日に買えって口うるさくしてるからね。
(土橋正道)

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語り

薬師丸ひろ子

7月のテレビマンユニオン担当回は・・・

≪小豆島そうめん≫
涼しさを運ぶ「そうめん」が主役。サッと作れて、ツルッと食べられるそうめんは、これからの季節にぴったりの食材です。
7月7日は「そうめんの日」って知っていますか?
糸のように見えることから、機織りが上達するようにと願いを込め、また、彦星と織姫が年に1度会える天の川に見立て、そうめんを七夕に供えてきました。そうめんは、七夕には欠かせないものなです。
小豆島は、そうめんの名産地。瀬戸内の自然中で生まれた手延べそうめんは、400年の伝統に支えられた独自の製法で作られています。純正ごま油を使うことにより、独特の風味とコクあり、ツルッとモチモチとした食感です。より細く、より美しく、職人が1本1本丹精込めて作っています。
小豆島では、ハレの日には、そうめんで祝福します。生まれて100日目のお祝い、お食い初めもそうめんです。家族でそうめんを囲います。絆が深まり、笑顔に!!
小豆島より、そうめん物語をお送りします。
(二階堂茜)

≪ツナ≫
 「食彩の王国」という番組に初参加。向かうは未知なる「食材」の世界・・。
そもそも「シーチキン」なんて呼んじゃって!「鶏肉」じゃないのよ!?これまで「ツナ」をあまり食べてこなかったADに、周辺の女の子達が口をそろえて教えてくれました。「パスタに良く使うよー。」「ご飯に乗せると美味しいよね!」「納豆と混ぜるとチョー美味しいよ!」「ツナ大好き!」。それでもこれでも「採れたて一番!」と新鮮さが持て囃されるこのご時勢、やっぱり所詮「缶詰」だし・・・と疑心暗鬼な初AD。
しかしながら、「我が家のカレー・肉じゃがにだってツナが入っていた!」と謳うDに連れられロケハンを続けること数週間。毎日毎日食べ続ける「ツナサンド」に「ツナおにぎり」・・・。こんなに必死にツナを食べるなんて・・。恐るべし食彩の王国・・・。
そしていつしか出会ったのは、欧州で生まれたツナ缶を、ただでは終わらせなかった先人達の美味を追及する大和魂。日本人ならではの「ウマイ!」をとことん求め続ける人々の、ひたむきなドラマの数々でした。ただの「ツナ缶」だったはずなのに、ホロリと温かく、じんわりと味わい深いツナ物語をお伝えします。
(吉田夕日)

放送予定

OA日          テーマ         担 当

#433 7月  7日  : 小豆島そうめん   D室谷有美   
#434 7月 14日  : 夏たけのこ     ※Vivia
#435 7月 21日  : ツナ        D井口奈美 
#436 7月 28日  : 梅         ※Vivia

土橋正道

制作P

那須恭子

椎葉百合子
井口奈美
三田香織
岡瑠里子
室谷有美
植田裕久
ほか

AD

二階堂茜
吉田夕日