食彩の王国 2017年7月の放送

食彩の王国 2017年7月の放送

 「食彩の王国」は、10月の15年目突入に向けて走っている。日本人は何を食べて来たのか?食材にまつわる物語をひもとく番組を楽しみにしてくださる方が多い。薬師丸ひろ子さんの知り合いで、各界で活躍する著名人も毎回見てくださっているそうだ。薬師丸さんは、この番組をライフワークにしたいと仰っている。この番組に関わる全ての人々は、思いを共有するファミリーのようなものだ。提供主の東京ガス、テレビ朝日の報道制作、編成、営業、広告代理店のビデオプロモーション、そして現場スタッフは、毎月の定例会議で話し合うほか、年末年始には懇親パーティーも開く。この結束力が番組のパワーだ。この稀有な番組を、さらに一歩一歩深めて行きたい。
(土橋正道)

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A.  テーマ       担当ディレクター 
#686 7月 1日 加賀野菜       田中由美    
#687 7月 8日 琵琶湖の食ものがたり 細村舞衣 
#688 7月15日 信州の魚       VIVIA制作
#689 7月22日 剣先イカ       間宮圭次郎     
#690 7月29日 そうめん       VIVIA制作

7月のテレビマンユニオン 担当回は・・・ 

#686 加賀野菜 
百万石と謳われた加賀藩の祖、前田利家が戦国きってのかぶき者だったことは意外と知られていない。しかし、その魂は金沢の人の心に受け継がれている。1キロもある特大のきゅうり、赤いかぼちゃ。「惚れてしまった」という心意気だけで1つの野菜を絶やすことく作り続けた男。「古都」という枕詞にはいささか不釣合いな異風の趣がそこにはあった。伝統野菜を通して、色彩豊かな金沢の夏をご紹介します!                           
(島越 翔平)

#687 琵琶湖の食材物語
 母さんは、いつもごまかす。カレーが食べたいと言えば、魚の苦手な僕に、ここぞとばかりに鰈の煮つけを出してくる。USJに連れてってと言った時に、「銀行でいい?」と聞かれた時は、さすがに家出しようかと考えた。   
だから今回も期待してなかった。海を見てみたいと言った僕を乗せて、どこへ向かってるのか。どうせ、どこかの公園の池だろうと油断していたら、突然目の前に大きな水面が現れた。ちょっと見直したのに、よくよく聞けば、琵琶湖という大きな湖らしい。まぁ、感動したから許してやろう。湖を見てると、小鮎っていう魚がおいしいから食べようと誘ってきた。魚は嫌いだって言ってるのに。でも、まぁいいか。今日はもうちょっと騙されてみてもいいかもしれない。
(鴨下 満)

#689 ケンサキイカ
佐賀県にある小さな町、呼子。ここには年間100万人もの観光客が全国から押し寄せる。人々のお目当てはただひとつイカの王様ケンサキイカだ。特に7月のケンサキイカは身が厚く、甘みが増す絶頂期。仲買人を通さず、海から揚げた新鮮なイカをそのままお店で味わえるのもこの町ならでは。そんなイカが巨大活魚車に乗って生きたまま東京へ?!その道程約1200キロ。ケンサキイカが東京でどのような料理に変身するのか?!!
(清水 拓道)

プロデューサー

土橋正道

アシスタントプロデューサー

平田早季

ディレクター

細村舞衣
植田裕久
田中由美
河野あや子
橋村知曉
橋本倫 
前夷里枝
徳丸あす香
鴨下満
間宮圭次郎

リサーチ

北口由子

アシスタントディレクター

鴨下満
間宮圭次郎
島越翔平
清水拓道