30万人の命を奪い、150万人が家を失ったハイチ大地震から間もなく三年。元アトランタ・オリンピック競泳選手の井本直歩子さんは、ユニセフ職員として震災復興の緊急支援、そして元々世界最貧国のひとつであり就学率が約七割というハイチの教育問題に取り組んでいます。
　そして近年、地球温暖化防止の有効性で注目されているマングローブ。浅野哲美さんは、ベトナムを中心に、乱開発により失われつつあるマングローブの植林保全活動を続けています。
　さらに爆発的な人口増加に見合う食糧供給がままならないアフリカ。将来的に食糧危機に陥らないために注目されているのが、アフリカ稲とアジア稲の交配種「ネリカ米」です。坪井達史さんは、赤道直下の国ウガンダで、「ネリカ米」の改良や普及に取り組んでいます。
　日本に居ては対岸の火事でしかない多くの問題を抱える世界の現実。しかし世界を救うために尽力する我らの同胞の活躍から、日本人の生きるヒントを学びたいと思っています。 （三室雄太郎）

ＨＰ（TBS）はこちらです。
下記ＨＰ（MBS）↓