ドキュメンタリーWAVE「子どもたちの“リアル”をとり戻せ 韓国ネット依存治療最前線」

ドキュメンタリーWAVE「子どもたちの“リアル”をとり戻せ 韓国ネット依存治療最前線」

篠原利恵が第33回ATP賞テレビグランプリ2017において優秀新人賞を受賞しました。

韓国で、大人と子供の戦争が起きています。ゲームをやりたい子供VSゲームをやめさせたい大人。この番組は、無視されがちな側、子供の気持ちを描きたいと企画しました。
子供たちが見ている世界の中にある、子供たちがゲームに夢中になる理由・・・。
しかし取材が進むにつれ、大変難しいことだと気づきました。
「子供心」よりも、「大人心」の方がわかりやすく、なにより私の取材自体が大人の手続きで進んでいきます。
かわりに、見えてきたことがあります。それはこの戦争に敵がいないということ。
ゲーム依存で苦しむ子供も、その親も、医者も、国も、ゲーム産業の人たちも、誰もが切実です。できるだけ細かく取材していくしかないと思っています。
(篠原利恵)

ディレクター

篠原利恵

撮影

水上智重子
山田英司

プロデューサー

梛木泰西