奇跡のレッスン ~世界の最強コーチと子どもたち~ 2017年9月(新体操編)

奇跡のレッスン ~世界の最強コーチと子どもたち~ 2017年9月(新体操編)

再放送
前編
10月5日(木)13:00~13:50
9月22日(金)19:00~19:50
後編
10月6日(金)13:00~13:49
9月22日(金)20:00~20:49

最強コーチ オリガ・ブヤーノワ
【できなくても やろう!(前編)】
9月3日(日)22:00~22:50
【限界の向こうに “美しさ”がある (後編)】
9月3日(日)23:00~23:49

「奇跡のレッスン」は、様々な分野で活躍するトップクラスの指導者が、日本の子どもたちを特別に指導する短期集中レッスンに密着し、そのユニークな指導方法やコーチング哲学を惜しげもなく見せるドキュメンタリー。2014年10月にサッカー編から始まり、スポーツから文化系活動にまで舞台を広げ、放送を続けてきた。
今回のレッスンは「新体操」。特別レッスンは2017年5月27日から6月4日に行われた。
最強コーチはロシアからやってきたオリガ・ブヤーノワさん(63)。2000年以降5大会連続でオリンピックの金メダルを独占する強豪国ロシアで、数々のメダリストを育ててきたオリガさんの指導は、選手たちの個性を引き立てることで、一人一人の美しさを表現することが特色。今回はレッスンを受ける子どもたちと同じ年頃の“カーチャ”さんを連れて来日。
 レッスンを受けるのは、千葉県にある私立八千代(やちよ)松陰(しょういん)中学校の新体操部に所属する中学2~3年生の子どもたち11人。県内屈指の強豪校で関東大会の常連であるが、僅差で全国大会の出場を逃してきた。そんな子どもたちの課題は、言われたことを真面目にやるだけではなく「自分から考えて動く」こと。
オリガさんのレッスンは「柔軟」から始まった。新体操では難しい技の多くに、限界まで足を開く開脚が必要な為、180度以上出来ることが求められる。苦戦する子どもたちを見て、柔軟性が課題だとしたオリガさんは、およそ40種類にもおよぶ柔軟のレッスンを毎日1時間も指導!さらに、1週間のレッスンで中心となったのは手具(しゅぐ)をもたない「ダンス」の練習。手具を落とす不安やから子どもたちを解放し、演技することの楽しさを思い出させたオリガさん。さらにダンスには「美」を競う新体操にとって重要な、体を美しく見せる使い方が学べるようになっていた。子どもたちに「美しさ」とは何かを伝えていく。「今の自分に満足せず、努力を続けた者にだけ“美しい演技”が出来る」。オリガさんに背中を押され、失敗を恐れずハードなレッスンに果敢に取り組む子どもたちに、徐々に積極性も芽生えてきた。最終日は家族や学校関係者を集めての発表会。はたしてどんな演技をこどもたちはみせるだろうか。

D

山本充宏
伊藤加菜子

AD

三本松晃
小林みどり

Rs

伊藤暢子

AP

河西恭子
宇野真由美