最後の講義~未来に託すメッセージ~ 福岡伸一

最後の講義~未来に託すメッセージ~ 福岡伸一

再放送(BS-1)
12月7日(金)9:00~
''' 9月1日(土)14:00~/21日(金)19:00~

 「最後の講義」で出演交渉をしていると、出演する方々の外部への開き方と閉じ方がとても勉強になる。やりとりはほとんど1行のメール。これより長く話が必要な場合は電話を〇時にしたいという1行のメールが届く。交渉は全てファックスと対面した打ち合わせでという方もいらっしゃる。ファックス…最近本当に使わなくなったけど、人によってはこのファックスでさえ、週2日しか受け付けないという方もいらっしゃった。共通しているのは、便利なラインやメールを制限して使うことだ。野放図にやってしまうと、時間をとられ、創造のための脳が大げさに言えば、破壊されてしまうのだろう。
 生物学者福岡伸一さんには魅力的な著作がたくさんあるが、会って話をすると、その数倍楽しい。先生の論理が学際的で興味津々と活字を読んでいた時からわかっていたのだが、話を聞いていると、「語り部」として適度に話が飛び、それが心地よいのだ。口調に吸い込まれて頭が「快」の方向へ流れていく。
 今回、福岡先生は自分の遺言として継いでほしいことがらについて語る。自分が生きる時代だけでは解けないことはわかっている。それは生物学についての問いだけではなく、全く異なる分野の問いも含まれている。「僕はおたくだから」と笑う。探求しないと気がすまないおたくの真髄に忠実なのだそうだ。先生とのコミュニケーションはまだ始まったばかり。どんな方法を好んでいらっしゃるのだろう。楽しみが多い番組なのだ。
(長澤智美)

出演 青山学院大学教授 福岡伸一
語り 阿川佐和子

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鬼頭明

取材D

佐藤洋紀

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古堤桂太

AP

平田早季

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長澤智美