人間ってナンだ?超AI入門 シーズン2 #1~3

人工知能技術の最前線に迫り、同時に人間の思考を模倣した機械のありようを考えることで、人間とは何か?再考する、知的教養エンタメ。全12回で人間という存在が丸裸に?
(テレビマンユニオンは#1~3、#10~12を担当します。)
 
【解説】松尾豊(東京大学大学院・特任准教授) 【MC】徳井義実(チュートリアル) 

#1 「会話する」編 1月10日(木)22:00~22:44/再放送 1月14日(月)午前0:45~1:29※日曜深夜
飛躍的な進化をみせる「会話AI」。相手の言葉を正確に理解する会話の初歩のため生まれた「シーケンス トゥ シーケンス」という画期的な最新技術。それを組み込んだAI「りんな」との対話で見えてくる「共感」という能力は、果して人間特有のものか?最新テクノロジーを紹介。さらに会話の際、AIはどこまで本当にその意味がわかっているのか?究極の問いにも迫っていく。人間の会話の際の感受性にAIが追いつくまで後何年?
【ゲスト】加藤綾子、AI開発者…坪井一菜、音声合成開発者…金田隆志
【VTR出演】モントリオール大学教授…ヨシュア・ベンジオ、フェイスブック人工知能研究所所長…ヤン・ルカン、人工知能研究者…ペンツァン・チャン,チウユアン・ファン

#2 「感じる」編 1月17日(木)22:00~22:44/再放送 1月21日(月)午前0:45~1:29※日曜深夜
身体能力を補い拡張するAIの仕組みを通して人間が「感じる」能力を考察、そこから導き出される人の秘密に迫る。脳から手足に伝わる信号を解析、個人のクセを学習しロボットアームに指示を出すAIが登場。義手やロボットの最前線も紹介。また人間の聴覚機能にAIが果たせる役割、可能性とは?何気ない子どもの動作、運動などの中にこそ霊長類が外界を認識する仕組み、この世界を獲得してきた歴史を知るカギがあるというのだが?
【ゲスト】為末大、電気通信大学教授…横井浩史、補聴器メーカー製品担当…高橋礼美
【VTR出演】カリフォルニア大学バークレー校教授…ピーター・アビール、リサーチエンジニア&プロダクトマネジャー…ラース・ブラムスロー、プリンシパル/サイエンティスト…中臺一博

#3 「発想する」編 1月24日(木)22:00~22:44/再放送 1月28日(月)午前0:45~1:29※日曜深夜
音楽、絵画、文学…。さまざまな作品を生み出すAIの存在も、もはや珍しくなくなりつつある。その時、どんなプロセスで表現はなされているのか?創造物の特徴を抽出して模倣する、その過程で問われるのはオリジナリティであり、発想の本質だ。たとえば「不気味」なシーンを描け、そんなお題にAIはどう反応する?人間の想像力、創造力の本質とは?ゲスト、漫画家・藤田和日郎とともに、人間が創作にこだわり続ける秘密も考える。
【ゲスト】藤田和日郎
【スタジオ技術者ゲスト】アーティスト/AI研究者…徳井直生 エンジニア…米辻泰山

スタッフ

ディレクター  谷本庄平 
取材      山本充宏 橋本倫
AD      山本宏明 豊増康平 堀内慧悟
AP      今野英一郎 中村美奈子
プロデューサー 高橋才也
制作統括    丸山俊一(NEP)