月～金ベルトで一人の「アーシスト」を取り上げ、彼らの様々な「コトノハ」で５日間をつづります。そこから、地球へのまっすぐな視点が見えてきます。

長い間ネイチャー系番組を制作してきたので、幸運にも希少な生き物達と出会えました。そこで考案したのが、珍鳥ポーカーというゲーム。目撃した珍鳥を5枚のカードに書き、そのレア指数で相手との勝敗を決めると云うコアなお遊びですね。自分の出したカードは…シマフクロウ@根室、ヤマショウビン@対馬、ノグチゲラ@沖縄山原、クロツラヘラサギ@韓国イムジン河の小島、カラシラサギ@朝鮮半島、非武装地帯の無人島の5枚でした。皆さんもレア自慢ポーカー、例えば「幻の酒」とか「レアライブ」などをやってみてはいかがでしょう？ でも、判定者には競う2人より高いレベルの見識が必要とされます。珍鳥ポーカーの判定は、日本有数のナチュラリスト・藤本和典さんにお願いしました。この番組にもご出演いただいた藤本さんは、この春に逝去されました。心よりご冥福をお祈りします。
（三田　豊）