農林水産省が主導して行う食品事業者への「コンプライアンス確立研修会」で用いるビデオ教材（食品事故ドラマ）を制作。

＜実務研修会用＞
ひとつの事故を製造販売現場からの視点と管理部門からの視点で構成した２本のドラマを制作、１本の理想例を紹介。
＜経営層研修会用＞
事故以前の「平時編」と事故後の「有事編」２本のドラマを制作予定。


　昨年制作した映像教材ドラマが農水省にもNKSJリスクマネジメントにも好評だったため、第二弾を受注。今、事故事例を参考に、問題点が浮かび上がるシナリオを作成中。「実務研修会」向けには製造部門（工場）と営業・管理部門の意識のずれを、同じ試合を一塁側と三塁側ベンチから眺めると、まるで違って見える、というスタイルで描く。「経営層研修会」向けには、せっかくコンプライアンス行動規範を策定しても身の丈に合わず、つい生産効率だけに眼が行ってしまう現場、ミスが起きた時の経営者の甘い判断が事態を悪化させる様を描く。食品企業ならずとも「あるなぁこれ」と思える事例満載である。 （浦谷年良）