手わざ恋々 和美巡り 檀れい 名匠の里紀行 2012年1月の放送
【ある回の、檀れいさんの語りから。】
仕事は大切。でも、一番大切なのは、幸せに暮らすこと。
そのために、自分が日々の生活で使い、
楽しむものにこだわって作り続けてきた水野さん。
大事故で記憶喪失となった妻の節子さん。
節子さんが記憶を取り戻せたのは、ふたりには
思い出すことのできるふたりの日常の暮らしがあったから。
愛おしい大切な、いつもの暮らしがあったから。
ふたりの暮らしが、日々無事で、穏やかであること。
槌音はそれを示すサインです。
毎日は過ぎていくものではなく
つくるもの。
さあみなさん、お家に帰って食事にしましょう。
いっぱい食べて、いっぱい話して。
何気ないあたりまえの
ありふれた愛おしい日常。
その喜びに溢れた
まいにちをつくりましょう。
愛と生活。それ以上に、
人生の幸せを豊かに彩るものはないのです。
放送ラインナップ
1月 9日 沖縄 やきもの~“やちむん”は南の幸せのかたち~
1月16日 (アンコール放送)古都鎌倉 鎌倉彫 ~800年続く陰影の美の原点を訪ねて~
1月23日 沖縄 琉球ガラス~きらめく工芸が生まれる瞬間(とき)~
1月30日 沖縄 南の島ごはん~心も元気になる自然の恵み~
手わざの旅人(案内人)
檀れい
音楽
小松亮太
ナレーション
斉藤茂一