新世代が解く!ニッポンのジレンマ 2013年11月 「新・TOKYO論」
映画「ブレードランナー」…そびえたつ超高層と、地を這うような下町の光景。リッチな白人社長は、摩天楼の自室で株式の売買をしている。一方、アジア風のダウンタウンでは、警察が密航者を取り締まっている。
建築家・藤村龍至さんいわく、TOKYOでもこうした住み分けが東/西で進むかもしれない。白人男性の金融センター=東のベイエリアと、アジア女性の国際ショッピング街=西の渋谷・新宿。
いずれもTOKYOを「閉じた島宇宙」ではなく、グローバルな流動性の「オープン・システム」として捉えるビジョンだ。
都市の本質を捉えた言説や作品をヒントに、最新のTOKYO論を語りあうスリリングな討論… 渋谷パルコ6階のスタジオからお届けします!
(高橋才也)