先人たちの底力 知恵泉 前編「ゼロ戦開発の光と影」後編「宇宙開発の父・糸川英夫」2016年12月

仕事で悩んだり、壁にぶつかったり。そんな皆さんに大きなヒントをくれるのが、歴史上の人物の様々な知恵です。苦手な上司への対処法から、部下を上手に指導するコツ、そして新規プロジェクト成功の秘訣まで。当店「知恵泉」では、明日からの人生に役立つ知恵をたっぷりとご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております。


<2016年12月のテレビマンユニオン担当回>
前編「ゼロ戦開発の光と影~世界に通用する技術を生むには~」
12月6日(火)22:00~22:45/再放送 12月13日(火)昼12:00~12:45
 太平洋戦争開戦直後、ゼロ戦は当時の欧米の戦闘機を圧倒する性能を持っていた。しかし戦争が進むにつれ、その優位性は失われていくことに…。技術開発のあり方を考える。
 海軍が開発を命じた新型戦闘機の性能は、当時の常識ではありえない矛盾に満ちたものだった。不可能を可能にするために設計技師・堀越二郎が注目したこととは…? 緒戦で戦果を挙げたゼロ戦だったが、米軍が新型機を投入し始めると、その優位性は次第に失われていく。劣勢を挽回するために、海軍が力を入れたこととは…?当時の技術開発のあり方から、世界に通用する技術を生むために大切なことを考える。

後編「宇宙開発の父・糸川英夫~夢を与える技術を生むには~」
12月13日(火)22:00~22:45/再放送 12月20日(火)昼12:00~12:45
 12月20日に予定されている日本の最新ロケット「イプシロン」打ち上げを前に、日本の宇宙開発を世界をリードする存在に導いたロケット開発の父・糸川英夫の知恵に迫る。
 終戦後の混乱で物もお金も設備もない中、糸川が最初に作ったのは長さわずか23cmの「ペンシルロケット」。そこからわずか3年で、世界トップレベルの観測用ロケットの開発に成功する。そこには人々に夢を与える技術を生むための糸川の信念と知恵が秘められていた!小惑星探査機「はやぶさ」や国際宇宙ステーション「きぼう」など、世界をリードする日本の宇宙開発技術の礎を築いた天才ロケット博士・糸川英夫の生涯を探る。

【司会】近田雄一(NHKアナウンサー)

ディレクター

加藤敏浩

アシスタントディレクター

佐野友美

アシスタントプロデューサー

中村美奈子

プロデューサー

高橋才也