檀れい 名匠の里紀行 ~手わざ恋々和美巡り~ 2012年4月の放送
【ある回の、檀れいさんの語りから。】
仕事は大切。でも、一番大切なのは、幸せに暮らすこと。
そのために、自分が日々の生活で使い、
楽しむものにこだわって作り続けてきた水野さん。
大事故で記憶喪失となった妻の節子さん。
節子さんが記憶を取り戻せたのは、ふたりには
思い出すことのできるふたりの日常の暮らしがあったから。
愛おしい大切な、いつもの暮らしがあったから。
ふたりの暮らしが、日々無事で、穏やかであること。
槌音はそれを示すサインです。
毎日は過ぎていくものではなく
つくるもの。
さあみなさん、お家に帰って食事にしましょう。
いっぱい食べて、いっぱい話して。
何気ないあたりまえの
ありふれた愛おしい日常。
その喜びに溢れた
まいにちをつくりましょう。
愛と生活。それ以上に、
人生の幸せを豊かに彩るものはないのです。
放送ラインナップ
4月 2日 東京 吉祥寺・西荻窪… 暮らしを彩る雑貨屋さん巡り ~美しい小物と癒しのランプを作る圧巻の手わざ~
4月 9日 鳥取 民芸王国のうつわ ~お皿はモダンな海の色 茶碗は春待つ山の色~
4月16日 鳥取・倉吉 木工と蔵の町巡り ~郷土を愛する心が繋ぐ木工の手わざ~
4月23日 鳥取・青谷町 因州和紙 ~千年の時を超えた紙漉きの手わざ~
手わざの旅人(案内人)
檀れい
音楽
小松亮太
ナレーション
斉藤茂一