贈りもの物語 -大切なひとを幸せにする逸品とお手紙-
著者:重延 浩
各界の著名人の心をつかむ選りすぐりの贈りものと、真心を伝えるお手紙
「遠くへ行きたい」や「世界ふしぎ発見!」などを手がける番組製作会社のテレビマンユニオンが、27年間、お中元・お歳暮に際し、 大切な方々に贈ってきた全国の逸品と、会長の重延氏が自ら書いたお手紙を掲載・紹介した贈りもの本です。各地の名産――お菓子やお惣菜など、贈答品にぴったりの美味しいものが満載。贈りものに添えた44通のお手紙が、さらに真心を伝えます。どんなものを贈れば喜んでもらえるのか、どんなことを添えて書けばいいのか、悩んでいるひと必読です。心を伝える贈り方がわかる一冊。
「ウイットってこういうこと? 贈りものもお手紙も待ちきれない!」と黒柳徹子さんも推薦する、テレビマンユニオン選りすぐりの贈りもの。安野光雅さん、葛西薫さん、佐藤可士和さん、竹下景子さん、立川志の輔さん、中条省平さん、西川美和さん、YOUさんも感動する、お手紙も必読です。
(宝島社)
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「贈りもの物語」について
「贈りもの物語」はテレビマンユニオンがお中元、お歳暮をお贈りするときに同封する私の手紙を集めた本です。私が選んだ味のつくり手の同窓会のような本になりました。読みかえしてみると決して食べ物の本ではなく、意外なテレビマンユニオン物語にもなっていました。お店の方々の職人的箴言は、テレビマンユニオンの表現論、組織論、そして新しい経営論になっていると思います。
お好みのお店から、なにか極上の品をお買い上げいただき、それに舌鼓を打ちながら、貴重な人生の食感を楽しんでいただければと願っております。
(会長 ゼネラルディレクター 重延 浩)
「ささやかな贈りものが友情を長続きさせる(Les petits cadeaux entretiennent l'amitié.)」昔おぼえた数少ないフランスのことわざです。このたび宝島社、各店舗、著名人の方々のご協力を得て実現した本書にまとめられているのは、テレビマンユニオンの贈りものの歴史です。これまでご縁のあった方々に、「心」を伝えられたらと、著者が津々浦々で魅せられた逸品とその物語を織り込んだお手紙を、27年来お中元・お歳暮として贈ってまいりました。移ろう時代のなかで、公私大切なひとと変わらない「友情」を。この本がそのヒントにもなれば幸せです。
ああ、それにしても、なんとおなかのすく本でしょう。たとえば、京佃煮舗「きゃら」の茶山椒。うちも庭の山椒を摘んで、拙いけれど真似て炊いてみようかしら、そして夏の休日に祖母のところへもってゆこう…。つくり手たちが込めた物語に想いを馳せながら、わたしの、あなたの、贈りもの物語も広がっていきます。
(企画・プロデューサー 福間 美由紀)