ダイワハウス presents 尾上菊之助 近松に挑む 関西弁で演じる恋の物語

ダイワハウス presents 尾上菊之助 近松に挑む 関西弁で演じる恋の物語

明治の劇聖と謳われた九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎を称え偲ぼうと1936年に始まった歌舞伎界最大の興行〝團菊祭〟。歌舞伎座建て替えにより、一昨年から大阪松竹座に場所を移して行われており、今年も「團菊祭五月大歌舞伎」として5月3日~27日に開催されます。

この〝團菊祭〟で、今、最も華のある役者と言われる尾上菊之助さんが、近松門左衛門原作「冥途の飛脚」を改作した「恋飛脚大和往来」の中の「封印切」で、遊女梅川に初役で挑みます。菊之助さんの梅川の相手亀屋忠兵衛を演じるのは、現代歌舞伎の大看板のひとりであり上方歌舞伎の第一人者坂田藤十郎さんです。

型や様式美を重んじる江戸歌舞伎を代表する尾上菊五郎家に生まれた尾上菊之助さんが、関西弁で演じるだけでなく、「和事(わごと)」と呼ばれるやわらかで優雅な演技が要求され、自分自身で創意工夫することが大事といわれる上方歌舞伎にどう挑むのか?初日を迎えるまでを追ってゆきます。   (三室雄太郎)

構成・演出 

三室雄太郎

撮影  

柴田義政

VE

宮脇直樹

監修  

長谷部 浩

プロデューサー 

池崎光恭(MBS)
三室雄太郎(テレビマンユニオン)