三鷹の森ジブリ美術館 「挿絵が僕らにくれたもの」展 VP制作

三鷹の森ジブリ美術館 「挿絵が僕らにくれたもの」展 VP制作

「挿絵が僕らにくれたもの」展
(展示期間 2012年6月2日~2013年5月20日)
※現在この企画展示は終了しています。

この展示の企画原案を手掛けたのは、宮崎駿監督。100年以上前、イギリスの民俗学者アンドルー・ラングが出版した童話集の挿絵を通して、宮崎監督の原点、そして通俗文化の源流を探るという企画展でした。宮崎監督自身が"自分たちの原点"と語る「ラングの童話集」の中から、展示された数々の挿絵。この動かない一枚の絵から想像を膨らませて物語を広げて欲しい、そしてそれを楽しみ、そこから何かを受け取って帰って欲しい。そんな宮崎監督の願いが込められていました。細部に渡り描き込まれた一枚一枚の絵と共に添えられている宮崎監督の解説文を読んでいると、なんだか不気味な絵も魅力的な絵に見えてきます。これまで手がけてきた宮崎監督の作品の種がここに散らばっているのだと思うと、とてもワクワクする展示の数々でした。
(木村那帆)

プロデューサー

関根聖一郎

ディレクター

木村那帆