又吉直樹のヘウレーカ! 2018年4月の放送

又吉直樹のヘウレーカ! 2018年4月の放送

ヘウレーカ!・選 放送のお知らせ
“金縛り”はなぜ起きるのか?
2019年7月14日(月)1:15~2:00

 芸人で作家の又吉直樹さんと新しいレギュラー番組を始める。「言われてみればどうして?」という身近に潜む謎を見つけ出し、ひも解く教養バラエティである。タイトルは「ヘウレーカ!」。古代ギリシャ時代、アルキメデスが入浴中に浮力の仕組みを発見し、よろこびのあまり「ヘウレーカ!(わかったぞ!)」と叫びながら裸で走り回った、という逸話から拝借した。
 小学校の算数で「小数点」の存在につまずいて以来、「理数系」を敬遠してきた完全文系人間の又吉さん。サイエンスがいかにエキサイティングかを私が話しても、「そうですか…」とローテンション。(いつも通り、でもあるが)
 番組最初の収録の日(4月25日OA分)。「アリの社会性」をテーマに、“アリ先生”と呼ばれる九州大学の村上貴弘先生やアリ・マニアとして有名な島田拓さんと又吉さんがトーク。めったに見られない世界の珍しいアリの巣(実物)や、巣の中の複雑な社会構成にふれ、又吉さんも段々とハイテンションに。収録も活況を呈し、最後には「ヘウレーカ!(わかったぞ)」と又吉さんが叫びだすのでは!という期待も高まったところへ、彼から飛び出した言葉は―――「コワい!!コワい!!」。スタッフ一同「え??」と思ったが、これぞ又吉直樹たる所以。
 又吉さんが独自の感性でとらえる“はじめて”のサイエンスは、一体どこへ向かっていくのか、まだ分からない。ただ、2本の収録をおえて彼がポツリと言った。「サイエンスも、世界の“たぐり寄せ方”なんですね」と。早くもシッポをつかんだようだ。裸で走り回らないように、気を付けておこう。
(小林みつこ)

テレビマンユニオン担当回
「サボる“アリ”はいないのか?」
4月25日(水)放送予定
ゲスト:九州大学准教授(社会生物学)村上貴弘
    島田 拓(アリソムリエ)

ディレクター:廣岡知人
アシスタントディレクター:葛谷朱美

レギュラー出演
又吉直樹(ピース)

​ナレーション
吉村崇(平成ノブシコブシ)​

2018年4月のラインナップ

4月18日“金縛り”はなぜ起きるのか?
     上田 泰己 東京大学大学院 医学系研究科教授
4月25日サボる“アリ”はいないのか?
     村上 貴弘 九州大学准教授(社会生物学)
     島田 拓 アリソムリエ

プロデューサー

小林みつこ
生尾典之

ディレクター

小林陽子
廣岡知人
野溝友也
椎葉百合子

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中嶋旭洋
葛谷朱美
高城あずさ
鶴原優