今年4月に施行された改正出入国管理法により、日本に住む外国人の数は急増が見込まれています。
全国の公立学校における日本語教育が必要な子どもの数もまた、約44000人と10年前の約1.7倍に急増しています(平成２８年度文部科学省調査)。その中には自らの意思とは関係なく保護者に呼び寄せられた外国ルーツの子も多く、慣れない日本語を使って生活をしています。
来日して１年にも満たず高校受験に挑まなくてはならない中学生など、今回取材した大阪と神奈川でも地域によって様々な家庭の事情を聞いてきました。
普段ノックしてなかった扉をやさしく叩けば、どこの国のルーツだろうと子ども達とその家庭は、暖かく迎えてくれました。
そんな風に隣りの人とのコミュニケーションのきっかけになるような、番組を目指したいと思います。
(岡本拓也)