仕事と称して平日の昼間からマンガばっかり読んでる今の生活を、小学生の自分が知ったら、、と編集しながら考えています。活字至上主義、マンガ禁止の家庭で育ちました。26歳の自分はそれなりに苦しみながら仕上げに追い込まれているけれど、泣くほどちゃおが読んでみたかった9歳の自分からは「マンガが仕事？！天国みたいな環境で文句言うな！」と怒られそうです。今回のテーマは「ベルサイユのばら」。女性でありながら、軍人として闘うオスカルは、70年代にどう少女たちを鼓舞したのか。「少女マンガには、時代ごとのフェミニズムが流れている」という萩尾望都さんの言葉をキーワードに、少女マンガとフェミニズムの歴史を見つめます。「ベルばら」作者の池田理代子さんを筆頭に、時代の価値観を更新してきた女性たちのお話を伺いました。ぜひご覧ください！
（中川奈津子）