生きる歌2 ~帰ってきた三角公園の歌姫~
ザ・ノンフィクション・生きる歌2のナレーション収録…
そのナレーションを読みながら、
きゃりーぱみゅぱみゅさんが涙を流してくれた。
こちらを振り返った彼女は、
それよりも泣いているディレクターを見て、笑っていた。
想いを共にしてくれて心から嬉しかった。
誰かのために血を流し、誰かの代わりに涙を流す“生きる歌”。
同じ苦しみや悲しみを味わった者にしか、
本当の痛みはわからないのかもしれない。
家族のような、友達のような、他人のような、
取材相手との不思議な関係。
人生を一緒に刻んでいく時間で、何度も考える…
私はなぜカメラを回しているのか?
それは、今でも鮮明に残っている感触、
つないだ手の温もりが教えてくれる。
(文:蜂谷時紀)