地球バス紀行 2012年2・3月放送分

地球バス紀行 2012年2・3月放送分

「いつかやってみたかったこと、--人間の鼓動に出会う旅。」バスを乗り継いで地球を回ってみたい。知らない国、知らない道、国境越えの長距離バスから、街の路線バスまで。そこから生まれる人との出会い。早足の旅では、見えてこなかった旅の物語が始まります。 


<テレビマンユニオン担当回>
チリ篇
■2012年2月7日(火)
南北に4300キロ、一つの国で赤道近くから南極まであるチリで、移動の主役は長距離バス。その走行距離はなんと3000キロ!バスの車窓からは北部は荒涼とした砂漠、南部は氷河とフィヨルドまで面白い変化を見ることが出来る。チリ北端の街、ペルーと国境を接するアリカ。「常春の街」として知られ、最近では南米屈指のリゾート地として開発がすすむ。ボリビアへ魚を運ぶトラックの前をペリカンが歩き、行き交う船の間をアザラシが泳ぐ⋯。人々の営みが自然にとけ込んでいるこの街を出発し、南へ向けて旅が始まる。


ブラジル篇
■2012年2月28日(火)放送予定
日本の23倍もの広大な国土を持つブラジル。オリンピックやサッカーのワールドカップ大会も控え、ますます活気あふれる国だ。ブラジルの都市を巡り、人々の生活にとけ込んだ心のよりどころを見る旅にバスに乗って出かけたい。
旅の出発はリオ・デ・ジャネイロ。街の中心地からローカルバスに乗り、まず向かうのは美しい海岸、コパカバーナ。そこで車窓に現れたカラフルな物体!バスを降り見に行くと⋯そこにあったのは様々な色にペイントされた牛の像。70体の実物大の牛の像が海岸の至る所に置かれている。地元のアーティスト120人が作ったこの牛たちにはどんな意味が込められているのか?一人のアーティストに話を聞く。


アルゼンチン篇 
■2012年3月20日(火)放送
世界中の国々を、その土地を走るバスに乗って旅する「地球バス紀行」。
今回の舞台はチリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア地方。パタゴニアは日本の3倍の面積。年間を通して強い風が吹き、すっきり晴れることが少ない土地だ。雄大な自然の中、ポツリポツリと点在する街。その街を結ぶバス路線は人々の足となっている。旅は氷河観光者達の多くが降り立つアルゼンチンのエル・カラファテから、マゼラン海峡を超え南極に最も近い都市ウシュアイアまで、森林地帯や広大なパンパ地帯を駆け抜けるバス。車窓に流れる大自然を話のネタに、世界中から集まる観光客や、厳しい自然と共生する地元の乗客とのふれあいが待つ。(野溝友也)

旅人(ナレーター)

佐藤隆太

チーフプロデューサー

中谷直哉

プロデューサー

鈴木淳

制作プロデューサー

八幡麻衣子

ディレクター

野溝友也

撮影

山田尚弥

総合プロデューサー

浦城義明 (BS-TBS)