地球バス紀行 2016年1月放送分

地球バス紀行 2016年1月放送分

「いつかやってみたかったこと、
 --人間の鼓動に出会う旅。」
バスを乗り継いで地球を回ってみたい。
知らない国、知らない道、
国境越えの長距離バスから、街の路線バスまで。
そこから生まれる人との出会い。
早足の旅では、見えてこなかった旅の物語が始まります。

この番組は「一人の旅人が地元の人からその土地の魅力を聞き出し、バスに乗って旅をする」というのが基本コンセプト。番組を作るときはそのコンセプトに則って、現地をリサーチし各地で取材先をお願いし事前にいろいろ決めておいてその土地の取材をする。たいがいの番組はそうやって作られるし、この「地球バス紀行」も基本的にはそう。ディレクターはロケ先でなにも撮影できないと不安だから日本からたくさん現地の情報を仕入れ各地に多くの仕込みを配してロケに挑むのだが、いざロケに行ってみると、仕込んだものよりも偶然出会った人たちやたまたま見かけた場所のほうが断然おもしろい。番組が出来上がると、結果ほとんど仕込んだ取材はボツになり、その場で出会った人や場所ばかりが残ります。あまりにもうまく行き過ぎて仕込みと思われることのほうが多いくらい、内容の多くは本当に「偶然」であった人々とのふれあいなのです。「案ずるより産むが易し」。こちらが心配するよりも、世界は人々の優しさや面白いことであふれてる。ただし、その優しさや面白さに出会うため、ディレクターには人一倍の好奇心と嗅覚のよさ、そして何よりも運を持っているかが求められますが。
(八幡麻衣子)

<テレビマンユニオン担当回>
タイの原風景を求めてイサーン地方へ
■2016年1月14日(放送予定)

フィリピン満喫! セブ島の隠れたリゾート ボホール島(仮)
■2016年1月28日(放送予定)

旅人(ナレーター)

EXILE USA

プロデューサー

浦谷年良
八幡麻衣子

ディレクター

宮岡義徳(タイ編)
萩原篤(フィリピン編)

カメラ

富田太雄(タイ編)
篠崎順一(ゼファー)(フィリピン編)

総合プロデューサー

富田瑞穂(BS-TBS)