地球タクシー「大阪を走る」「函館を走る」

地球タクシー「大阪を走る」「函館を走る」

念願叶って地球タクシー国内編が走り出しました。初回に選んだのは大阪&函館。多くの面で対照的な二つの街を見つめながら、日本で地球タクシーを撮影する面白さに感じ入った次第です。同時に当然予想はしていましたが、言葉、文化性、「取材者=異邦人」の具合など、取材の進め方&編集の仕方をこれまでとは確かに変えなければならないことに気づきました。中でも重大なのは、言葉です。「弟と日本語で話してて喧嘩になった時でも、スペイン語に切り替えると喧嘩は止む」と、知り合いのバイリンガルの通訳の方が言っていました。日本語は、繊細で精確で奥深い分、やはり独特の「重み」があるのでしょうね…。良くも、悪くも。


「大阪を走る」5月1日(水)【BS1】21:00~21:50
異彩を放つ個性的な関西の中核都市、大阪。大阪城は言うに及ばず、道頓堀、通天閣、新世界…。人間臭い街並みを走るタクシーもまた、当然乗れば個性豊かなドライバーばかりだ。すべてを笑いに変えてホンネで語る横顔に、ちらりと覗く人生の悲哀。そして様々な人生模様。ユーモアとペーソス溢れるドライブが繰り広げられる。大阪名所を紹介しつつ、浪速の心意気に出会う。西の大都会の今と昔が交錯する、予定調和なき旅の行方は?


「函館を走る」5月1日(水)【BS1】22:00~22:50
冬の函館。風情ある港町は、観光シーズンとはまた別の顔を見せる。五稜郭はもちろん、幕末には下田に続き開港、あのペリーも見惚れたと伝えられる街だ。さまざまな国の領事館や教会などの建物が、雪景色の中美しくその名残をとどめ、歴史を今に伝える。冬のグルメも楽しみだが、函館山からの夜景も魅力的だ。観光の向こう側の暮らしぶり、人々の本音もふと漏れる。ドライバーの肩越しに見えてくる北の旅情溢れるドライブの行方は?


過去回をリメイクした短編集「5min.ドライブ」も放送されています。
◆詳細は、公式HPをご覧ください


【再放送のお知らせ】
「大阪を走る」
2021年 1月17日(日) 5:30~6:20
2019年 5月12日(日) 19:00~19:49 
    5月28日(月) 17:00~17:50
    6月16日(日) 16:00~16:50
    8月5日 (月) 午前0:50~1:39 
    10月7日(月) 13:00~13:49 
2020年 5月11日(月) 5:00~5:50


   
「函館を走る」
2021年6月30日(水)午前1:08~1:57(火曜深夜)
2019年5月12日(日) 20:00~20:49 
   5月27日(月) 17:00~17:50
   6月16日(日) 17:00~17:50
   8月5日 (月) 午前1:39~2:28
   10月28日(月) 13:00~13:50 
2020年5月24日(日) 5:30~6:20 

語り

華恵

ディレクター

大西隼  大阪編
江藤孝治 函館編


技術

山田尚弥 井上裕太 伊奈勇人 大阪編
南幸男 小寺安貴 河合正樹  函館編

音効 

佐藤新之介

CG

高野善政

AD 

高村安以
寺田昴平



プロデューサー

大西隼

ゼネラルプロデューサー

高橋才也