「リオデジャネイロ五輪まで、あとわずか！」ということで、群馬県の大泉町という“ブラジルタウン”を取り上げることにしました。町民４万人のうち、４千人がブラジル国籍。町にはポルトガル語の看板があふれ、ブラジル食材を扱うスーパーやレストラン、サッカー場、タトゥースタジオなどが立ち並びます。まさに“日本の中のブラジル”です。かつては、中島飛行機の工場がおかれ、軍需都市として栄えた大泉町。戦時中は数万人の徴用工たちが町に集まり、戦後は米軍や出稼ぎの労働者たちがやってきました。まさに、ここは“よそ者たち”が集う町だったのです。数奇な運命を辿るブラジルタウンの風土を描きます。
（斉藤久剛）

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　NHK BSプレミアム 2017年6月22日（木）23:45～23日（金）0:44