ジブリの風景 ~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~

 ジブリ作品の魅力の一つは、ファンタジーなのに、まるで実在しているかのようなリアリティを溢れる作品の舞台。例えば、「魔女の宅急便」で主人公キキが住み込港町や、「もののけ姫」の神々が住む森。これらは監督がスタッフと共にイメージの元になる場所にロケハンに行き、インスピレーションを受けながら作り上げている。実在する場所を土台に、イマジネーションを加えながらオリジナルな舞台を築いていくという手法は、ジブリ設立以前から受け継がれてきた。その原点と言うべき作品が、若き日の高畑・宮崎監督によってテレビシリーズとして作られた「アルプスの少女ハイジ」と「赤毛のアン」だ。「ジブリの風景」の第三弾は、その番外編として、2作品の舞台、スイス・アルプスとカナダのプリンスエドワード島を訪ねる。
佐藤寿一

出演

知花くらら

演出

佐藤寿一

プロデューサー

関根聖一郎

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木村那帆

海外P

下村絵美