体感!グレートネイチャー「海から出現!謎の“K字”島〜インドネシア・スラウェシ島〜」
エーゲ海やカリブ海と並び、太平洋とインド洋の間、赤道直下に位置するインドネシアは、約1万7千もの島々と暖かな海が広がる世界最大級の多島海域だ。そのほぼ中央に位置し、特徴的な「K字」型をしているのが、世界で11番目に大きな島「スラウェシ島」だ。
学生時代、この島に、独特の死生観を持つトラジャ族が暮らす秘境タナ・トラジャがあることを知り、いつか訪れたいと思っていた。そして訪れたのは雨季。熱帯の雨…、それは、サマセット・モーム原作、ジョーン・クロフォード主演の映画「雨」に描かれたような理性や忍耐力さえも揺さぶる激しく執拗なもの。
実際、ロケは難航を極めた。絶景を入り口に、大地の成り立ちを探る番組である以上、本来、望ましいのは晴天。幸いな事に、雨の多くは夜間。日中に降り続く場合は数時間ほど。移動や食事の時間に雨をあて、やむなくロケ期間を延長したものの、画面上では、その影響をほとんど感じさせない程度に収めることが出来たのではと思う。
海底で形成された石灰岩がつくるカルスト大地と再結晶した石灰分が光輝く鍾乳洞。マントル由来の岩石からなる大地。海中に落ち込む巨大な断崖「ドロップ・オフ」。プレート運動が生み出す激しい火山群・・・そして、トラジャ族が何百年も前から守り続けてきた石灰岩の岩壁に刻まれた巌窟墓…。いかにして「K字」型のスラウェシ島が形成されたのか、その誕生の謎に迫ります。
(三室雄太郎)
ディレクター&プロデューサー
三室雄太郎
プロデューサー
宮﨑和子
撮影
舘岡悟
VE
美斉津友洋
EED
水津太盛
MA
小野敬太郎
コーディネーター
ICA
CG制作
平野雄一
音響効果
塩屋吉絵
編集
渡辺崇