日本人イヌイット・親子3代 地球最北の家族/一年間の記録
北極点からわずか1300km、地球最北の村シオラパルクに2010年5月、例年より少し遅れて春を告げる渡り鳥・アッパリアスがやってきた。
この地で暮らすイヌイットはみんな喜ぶ。春は猟の最盛期、アッパリアスもご馳走だからだ。
村人は皆、巨大な虫取り網のような柄の長い網で飛んでいる鳥をヒョイとつかまえる。
1年の半分は海が氷で閉ざされ、太陽が全く顔をださない極夜が数ヶ月続く。
日本とは全く環境が異なるこの地に、猟師として住みついた日本人、大島育雄さん。
その息子ヒロシさん。孫のイサム君の親子3代を一年間に渡って記録した。
2011年5月、またいつものようにアッパリアスがやってきた。 (梛木泰西)
ディレクター
保坂秀司
カメラ
吉田誠
リサーチ
吉本珠代
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長谷部しのぶ
プロデューサー
梛木泰西