情熱大陸「スキージャンプ 小林陵侑」

情熱大陸「スキージャンプ 小林陵侑」

時空を超えた飛距離を叩き出す若きジャンパー ニックネームは“宇宙人”
昨シーズン、ワールドカップスキー男子ジャンプで28戦中13勝と圧倒的な強さで、日本男子史上初の快挙となる個人総合優勝を果たした小林陵侑、23歳。
2016年のW杯の大会では、若干20歳にして7位という鮮烈なデビューを果たし、さらに2018年には平昌オリンピックでノーマルヒルに7位入賞、そこから小林の快進撃が続いた。
そして、2019年1月6日フィンランドのルカ大会で、ヒルレコードの147.5メートルを飛んだ時は、オーストリアの放送局のキャスターが実況で「一体どこの惑星から来たんだコバヤシ!君は宇宙人か」と絶叫。ドイツの新聞は"宇宙人"と見出しを付け、「大会中、選手やコーチの間では、この青年の話で持ちきりだった」と、その熱狂ぶりを伝えた。
W 杯では未勝利だった若武者が、一気に才能を開花させ、世界の頂点に駆け上がったのだ。
だが、今シーズンは一転、不調にあえいでいる。序盤は腰痛で苦しみ、各国メディアの取材も増加、心身に想像以上の負担がかかっているという。
2月1日・2日には、地元札幌でW杯が行われる。小林は大声援を背に、どんなジャンプを見せるのか、奇跡の復活劇となるのか―。
世界王者の苦悩のシーズンを追った。

演出

石原 徹
  

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小原 匡

撮影

速水 豪

音効

杉本栄輔

プロデューサー

中村卓也(MBS)  
高田好子