情熱大陸 ⽪膚科医 椛島健治
情熱大陸 ⽪膚科医 椛島健治

情熱大陸 ⽪膚科医 椛島健治

椛島(かばしま)健治式  〜人生を変える行動力「考えるな、まずポチれ」(?)〜
京大医学部で、臨床、研究、後輩の指導教育、皮膚科学教室のマネジメント、、、、非常に忙しい教授職に、しかも月に1回以上のペースで国内外の学会に参加し、シンガポールの国立研究施設にも籍を置く椛島先生。生活に欠かせないランニングやトレイルラン、に加え、世界を飛び回る中で驚きのことに挑戦していました。
取材中のある日、椛島先生が多忙な合間を縫って、ソムリエの資格試験に挑戦してことが明らかになり聞いて驚きました。しかも、その勉強方法が実にユニーク。彼は、通勤などのランニング中に音声でワインの知識を聞き流し、いつもより朝早く出勤して少しずつ勉強していた、というのです。
さらに驚きなのが、彼ならではのやり方。まず「試験に申し込む」ことなんだとか。試験の予約(登録)を先に済ませることで、勉強せざるを得ない状況を自ら作り出すのが椛島流。
この方法は、彼がこれまで挑戦してきたことの多くに共通するスタイルだとか。
例えば、10数年前にマラソンを始めた時もそう。思い立ったその日に、2ヶ月後のハーフマラソンにネット登録。そして完走。その2ヶ月後にもう一度ハーフマラソンに登録して走り、そのまた2ヶ月後、つまり半年後にはフルマラソン完走を成し遂げたのだとか。
(しかもいきなり3時間半切り…)。思い立ったら、失敗を恐れずやってみる。これが椛島流なんだそうです。
自分は、思い立ってその後、実際にスタートし自発的に継続するのは難しい。だからこそ、強制的にやらざるを得ない状況を作り出す。まさに「ポチる」だけで人生が変わっていく挑戦を続けてきたのです。
ソムリエ試験の後日譚。結果は、見事合格!次は、テイスティングなどの実技試験が控えてるんだそう。先生はワインの勉強を通して、ブドウの品種だけでなく、その土壌(地質)の種類にまで詳しくなると喜びます。学会などで世界を飛び回る際に、これまで現地でのランニングという喜びに加え、また違った好奇心を満足させ、本業への相乗効果も生まれると言います。特に「モルドバの地質に詳しくなった」という言葉は、彼の探究心の深さを象徴しているようでとても印象的でした。
走る医師の次は、「香る医師」ですね。
椛島先生が准教授時代からしたためて来られたブログがあります。アメリカ出張ではそのファンという方が先生にわざわざ会いに来るというハプニングも。先生のブログのリンク「洛中洛外から椛島健治の頭の中を送ります」はこちらです。

http://www.kenjikabashima.com/


※写真はセントルイス ワシントン大学医学部前で椛島先生と下口谷

出演

椛島健治

演出&P

下口谷充

ナレーション

窪田等

構成

田代裕

撮影

倉本圭太
葛原圭人

サブディレクター

下高呂佳子

演出補

中尾凌

プロデューサー

沖倫太朗(MBS)
渡邊美幸(MBS)