村田吉廣Ｄ演出のＮＨＫハイビジョンスペシャルで、ウィーン・シェーンブルン宮殿で熊川哲也に踊ってもらおうとロンドンに住む彼にコンタクトを取ったのがちょうど２０年前。
その後、日本に帰国し活躍する彼のバレエ人生を撮ろうと小山Ｄが心を砕いていたが、志半ばで他界。
そのバトンを松葉Ｄが受けて７年が経つ。
気が付いてみると熊川哲也はバレエダンサーとして踊るのみではなく、プロデューサーや演出に幅を広げ、また芸術監督として、そしてＫバレエカンパニーの経営者としてマルチに活躍している。
そんな今の、熊川哲也は「バレエ」とどう向き合っているのか？どういう心境なのか？
報道キャスターを聞き手に、熊川の、本気のコトバを紡ぐ。
（杉田浩光）

【聞き手】膳場貴子