最後の講義「ジャーナリスト 池上彰」
池上彰さんの「嫌いな言葉」と「ラストメッセージ」を番組では明かします。
お聞きして思い出すのは「客観」とは何かを延々と考えた若い時の体験と
今現在に存在する「単純な情報伝達」とのつながりです。
何かの全体像に迫ろうとする時、自分が考え、調べた事実を積み上げるしかない。
それが客観性となっていくはず。
でも単純な情報伝達をするときに客観性は意識されていないことがほとんど。
だからこそ、大事なのは・・・・「わからない」とはっきり言えること。
今すぐ、さもわかったように伝えることがフェイクニュースの氾濫へと向かう。
「わからない」と言う勇気をジャーナリストが持つことの重み。
心に刺さる内容です。
(長澤智美)