志の輔らくご in PARCO 2011

2011年1月の立川志の輔パルコ劇場公演を収録し放送する。
2005年から続く、第7弾。

今年のパルコ劇場公演の新作は、伊能忠敬物語「大河への道」という一席。55歳から15年以上をかけて日本国中を測量してまわり、初の実測による日本地図を作り上げた男。年末年始は舞台用の映像制作もあって、伊能の測量の旅と、わが国の国土に意識がむいた時間でした。機上から見下ろす快晴の日本列島。三浦半島から伊豆、駿河湾を経て紀伊半島、そして室戸岬から足摺岬へ・・・。その海岸線の美しいこと。
210年前の伊能の第二次測量では、房総半島から東北の太平洋沿岸が踏破されました。その美しい海岸線の様子は今も「大日本沿海輿地全図」に明らかです。最近この地図を折に触れて見返しています。 (渡辺 誠)

P&D

渡辺誠

牧有太