志の輔らくご in 下北沢 「牡丹灯籠」

2010年下北沢・本多劇場で上演された志の輔らくご版「牡丹灯籠」をたっぷりお届けします。

三遊亭圓朝。落語中興の祖と呼ばれる、明治の大名人。「怪談乳房榎」に「真景累ケ淵」「文七元結」「双蝶々」など、
歌舞伎や舞台でも数え切れないほど上演されてきた有名な物語に、「死神」「黄金餅」「鰍沢」といった、今も受け継がれる
落語も創作。その代表作「牡丹灯籠」。ふつうに頭から仕舞いまで語れば15日はかかろうという大作を、2時間半で
語りきろうと考えた志の輔師匠。趣向たっぷりの演出。終わった時には、演者もお客もへとへとだけど、とてつもない
充実感と高揚感。「牡丹灯籠」と聞いて、カランコロンの「お札はがし」しか思い浮かばない貴方、必見です。
当時日本に伝わったばかりの速記術が果たした、大いなる役割も明らかに! (渡辺 誠)

P&D

渡辺誠

牧有太

編集

井上秀明


音効

佐藤新之介

イラスト

坂本頼光

収 録

2010年8月20日(本多劇場)