食彩の王国 2024年6月
その味を守り前進させるものは何か。
【淡路島えびす鯛】
この道五十年の父は皇室献上鯛を獲るほどの名人。
二人きりの船の艫からその背を見つめる跡継ぎの闘志。
【春の原木しいたけ】
洪水で原木5万本が水没。SNSで危機を知ったボランティアが全国から駆け付けた。
肉厚ジューシーなしいたけの復活は仲間がいたから。
【安曇野のわさび】
IT企業を辞め就農。歴史あるわさび田にドローンを持ち込み雪解け水の流れを俯瞰、畝の形を刷新した。もっとおいしくもっと多くの人へ。貪欲さがアイデアの源泉。
21年目を迎えた食彩の王国、今年度より二代目番組プロデューサーを担当します。頼れるものには全て頼って進化を目指します。何卒宜しくお願い致します。
(成田智彦)