“ウェルビーイング”それは社会、企業、地域、そして人々を輝かせるための合言葉。そんなウェルビーイングに意欲的な取り組みをしている企業や団体に密着！

11月4日（月・休）ダイヤ精機株式会社 後篇
東京、大田区にあるダイヤ精機。主に自動車部品を作る際に使う測定具を設計、製造。高い技術を誇ります。社員の最年長は79歳。会社では15年前に70歳を定年に定め、その後も個人事業主として働けるようにしました。社員の生活環境や体力、モチベーションに応じて、1番働きやすい働き方を実現しています。また社員どうしで積極的に声をかけあい、仕事を手伝う場面も。仲間を思いやる気持ちが、新しい技術の学びにもつながっているのです。
　D　小松知有

11月11日（月）株式会社ウェザーニューズ 前篇
世界最大級の気象情報会社、株式会社ウェザーニューズ。２４時間、３６５日、世界の気象データを収集。予報に加え、対応策も提供しています。そのため多くの海外出身のスタッフたちがいます。約30カ国、総勢314名。世界とやりとりするため、各チームでは夜勤のシフトが組まれています。「いざという時、人の役にたつ」ために、まずは自分たちの健康から。週に一回メンタル専門のドクターに何でも相談できます。海外出身のスタッフに好評なのが、社内で健康診断が受けられること。オフィスの一角には、イスラム教徒のスタッフのためのお祈り部屋も用意されています。刻一刻と変わる世界の気象と向き合いながら、一人一人が心地よく働ける環境を作っています。
　D　田中由美

11月18日（月）株式会社ウェザーニューズ 後篇
世界最大級の気象情報会社、株式会社ウェザーニューズ。入社すると同期の仲間と会社を良くするための計画をたてるそうです。入社４年目の36期生たちは、コミュニケーションを活発にするために、床の張替えや窓辺の席を作りました。コーヒーマシンにも一工夫。二人同時にボタンを押すと、少し大きなサイズの紙コップを取り出せる装置も作りました。同期だけではなく、年齢や部署を超えた仲間づくりも盛んです。誰でも自由に参加できる集まりは、その名も「Pit in Spot（ピット イン スポット）」。カーレースにちなんで命名され、エネルギーをチャージする場所になっています。ボードゲームで盛り上がる「Pit in Boardgame（ピット イン ボードゲーム）」、日本語の会話を楽しむ「Pit in Japanese（ピット イン ジャパニーズ）」等、一緒に楽しめる多くの仲間がいること。それが仕事の可能性を広げます。
　D　田中由美

11月25日、12月2日（月）原田左官工業所 前篇、後編
時代とともに減少してきている左官という仕事。社長は左官の未来のために、左官を広める活動をしています。左官の一日体験会には、初めての人でも参加できます。地元の町会が７０周年を迎える時、会長さんから依頼されて、記念品を作りました。町の歴史や、７０周年にちなんで作られたのは「７層の置物」。町会内に湧く地下水を用いて、約3８0個を作り、町の人々に配布しました。また社長は、左官の仕事の一部を、地元の精神疾患のある人たちの社会復帰を手助けする施設に、依頼しています。左官の仕上がりを想像してもらうために作る見本。その四隅にテープを貼る仕事です。人から人へ、技術をつなぐ仕事です。
D　田中由美

ナレーション担当野口絵子さんのメッセージ
「私は自分の声があまり好きではありませんでした。
今回、アドバイスのもといつもと違う声の出し方、話し方をしたら私の声に変化があり、あ！私の声悪くないかも？と思えました。この番組のナレーションを通して、私を成長させていきたいです。」

再放送（火曜・水曜20:54～　随時）