テレビマンユニオン 2025新人採用 | TV MAN UNION RECRUIT2024
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内山 雄人

ディレクター&総合演出 内山 雄人

1993年「世界ふしぎ発見!」Dデビュー
総合演出及び監督として日テレ「先輩Rock you!」「未来創造堂」「時空警察シリーズ」
テレ朝「テストザ・ネイション」
NHK アナザーストーリーズ「あさま山荘事件」「よど号ハイジャック事件」「ドリフターズ」ほか
2016年NHK「どこでも競技場」総合演出--渋谷109前を全封鎖した初のスポーツイベント
2021年 現役総理大臣 菅義偉を描いた映画「パンケーキを毒見する」監督
2023年 安倍晋三元総理を描いた「妖怪の孫」監督


ぶっちゃけ言うと…

大変といえば大変

普通の感性をお持ちなら、お気づきのはず 「TVは完全に右肩下がりの斜陽産業」と。

ネットや新たな映像配信に浸食され、TVを持たない世代が急増、制作費は減ることはあっても増えそうにない…。確かに大変だ。明るい将来なんて全く保証されていない。
でも考えてみたら、金融だって一流メーカーだって産業構造が変革しまくりの昨今、どこも「保証された未来」なんて期待できない。
ならば考えようだ。TV業界は最大マスを相手している、映像やエンタメの世界 。つまり”多くのお客様を楽しませるスキルは学べる”かも。メディアは変われど「映像表現」は不滅…そんな映像作りの「手に職アリ」的な自負はあるから…まぁ少しはツブしが利くかもなぁ…。

キツいといえばキツい

ADとかTVの現場ってキツいんすよねぇ…。確かにキツい。 でもキツいと感じる輩は「やらされてるお仕事」にしちゃうから。

だってクリエイティブって現場は、「仕事」というより「趣味や楽しみやこだわりの延長」だから。「もっと工夫したい、もっとカッコ良くしたい」から時間を忘れて「楽しんでる」し「プライドの証」として時間を使うんだもの。

それに、TVという性格上、毎週毎月毎年、違うコト、違う人、違うテーマに立ち向かい、戸惑いと強烈な刺激を浴びまくって、夜はハイボール6杯で撃沈する。
異国の地での発見、役者や漫画家からの表現技、二丁目のおねえからグッと刺さる言葉…。そんな刺激を積み上げる「お仕事」を楽しくて仕方ないと思うか、キツいと思うかは、人それぞれ。

才能といえば才能

弊社もご多分にもれず格差社会進行中。でも「力がある奴」が「力で勝ち取った仕事」の出来高ゆえの格差。不満は言いようがない。この「力」というのが、くせ者だ。企画力があっても演出力がないと信頼されないし、演出力があっても社会性がないと次に繋がらない。どれもユニオンに入ってから我慢し、鍛えられ、苦しみ、「勘違いしている自分」と決別し、手に入れるモノ。正直、才能とかって言う、そんなボンヤリしたモノで稼げる程、甘くはない。心配ご無用…そんな「勘違い君」な先輩がウチにはまだまだ…

古くさいといえば古くさい

テレビマンユニオンは制作会社として最古参。驚くほど古いまま。イけてるIT系オフィスのようなおしゃれさ&使いやすさゼロ、WiFi導入もつい最近。私も含め高年齢メンバーがゴロゴロいて、若手の機会喪失に自覚無し。老害マンユニオンとの噂もあるとか…。
重要なのは「古くさい故に創立以来の哲学にブレがないこと」。
「映画事業」という新展開は進めるものの、昨今の構造変革が進むTV界で一切商売方法を変えない職人気質を保ち、経営戦略なんて掲げず、個人の力の結集というスタイル。いわば野武士集団。
時代に翻弄されず、荒波が来れば離散、チャンスが来れば集結…結局シンプルで強い仕組みかもしれない。その分、会社は何もしてくれない、期待もできない、出世もないし、左遷もない。ただ仕事の中身は「チームプレイ」である以上、身勝手では勤まらない。

この手のリクルート的資料だと弊社はいつも「誰もが自立して、何にでもなれる可能性が!」といった事を謳いがち。すると夢見がちで、頭でっかちな方々ばかりに届きそうで 個人的には怖い。だから私は 「現実を直視する意識の高い方々」に届くよう「現実の一部」を記した。映像で食っていく…その「強い覚悟」。まずは自分にしっかり問いただして欲しい。


OTHERS
その他のメンバーの声

東 考育
ディレクター
&プロデューサー
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140色の虹〜自分はどんな色になりたいのか〜
富田 朋子
プロデューサー富田 朋子
喋っても、喋っても、尽きない