ヒーローたちの名勝負 「つき手か?かばい手か? 貴ノ花 伝説の一番」

ヒーローたちの名勝負 「つき手か?かばい手か? 貴ノ花 伝説の一番」

かつて、戦う姿に心奪われたヒーローがいた。
あらんかぎりの力を振り絞り、迎えた意外な勝負の結末。
それは時代を超えて私たちの心の中に深く刻み込まれ、記憶となった。
スポーツ名勝負。その知られざる裏側を、ヒーロー・ヒロインたちの新たな証言で解き明かし、あのときの感動を、時空を超えてもう一度かみ締める番組。それが「ヒーローたちの名勝負」だ。


「つき手か?かばい手か? 北の富士対貴ノ花・伝説の一番」
2013年3月5日(火)21:00~21:29 
昭和47年初場所。中日に組まれた人気カードが、横綱・北の富士対関脇・貴ノ花。この一番、外掛けに弓反りとなった貴ノ花が左へうっちゃるような投げ。北の富士の右手が先に土俵につき、立行司•木村庄之介は「つき手」と見て、軍配は貴ノ花。しかし物言いがつき、「かばい手」とみなされ、判定が覆る。結果、行司差し違いで勝利は北の富士の手に…。場内は騒然、相撲協会には抗議の電話が殺到。「伝説の一番」となった。
もつれた勝負を生んだのが、貴ノ花の粘り腰。「膝から下に魂が宿る」と評された強靭な相撲はなぜ生まれたのか? わずか「9秒7」の勝負の裏側を、北の富士氏をはじめ、北の湖、千代の富士、貴乃花、歴代の名横綱たちとともに振り返る。


再放送のお知らせ
2013年5月4日(土)22:20~22:49
2020年3月7日(土)16:00~16:50

プロデューサー

刀根実香子

ゼネラルプロデューサー

國分禎雄

ディレクター

上野関一朗

アシスタントディレクター

鈴木伸之