プレミアムドラマ どくとるマンボウ ユーモア闘病記 ~作家・北杜夫とその家族~
病気の認知度がまだ低い時代に、自身の躁鬱(そううつ)病を作品でカミングアウトした人物がいる。芥川賞作家で精神科医の「どくとるマンボウ」こと北杜夫。84歳で他界するまでの40年間、躁鬱(そううつ)病とつきあった。株での大破産 !?。マンボウ・マブゼ共和国の建国。騒動を繰り返す杜夫を支え続けたのは2人の女性、妻の喜美子と娘の由香だった。どんなピンチに直面しても笑顔を絶やさず、日々の暮らしの中にささやかな幸せを見つける。ユーモアあふれる愛情表現で病を乗り切った、ある一家の闘病記。残された膨大な写真やメモ、そして2人のインタビューを交えて、家族の固い絆を描きだす。さんざん笑ってホロリと泣ける、まさにプレミアムドラマ。