先人たちの底力 知恵泉 「江戸川乱歩」前・後編

少年の頃からの推理小説オタクで、その書き手となり、評論、編集者としても活躍。ミステリー小説を一大ジャンルに育て上げた功労者、江戸川乱歩の知恵を2回にわたって探る。

前編 ~好きを仕事にするには?~
【放送日時】11月12日(火)22:00~22:45/再放送 11月19日(火)昼12:00~12:45
自分の“好き”を仕事にするのは理想だが、容易ではない。大正デモクラシーの時代、それを成し遂げたのが江戸川乱歩だ。少年の頃から大の推理小説オタク。旧乱歩邸を訪ねると、そのオタクぶりを示す膨大な蔵書と驚愕の資料が…!乱歩は好きな世界で食べてゆくために、20回も転職を繰り返し、やっと売れっ子作家になったのに、休筆と放浪を繰り返した。それは“好き”を仕事にし続けるための、逃走、あるいは闘争だったのか…?
【出演】いとうせいこう(作家・クリエーター)、高見侑里(フリーアナウンサー)、平井憲太郎(江戸川乱歩のご令孫)、小松史生子(金城学院大学教授)

後編 ~新たなジャンルを切り開くには?~
【放送日時】11月19日(火)22:00~22:45/再放送 11月26日(火)昼12:00~12:45
乱歩は単に作家として仕事を続けただけではない。戦争の時代、推理小説は発禁となり、絶えたかに見えた。しかし戦後、私財で乱歩賞を設立。推理小説誌の編集長となり、曽野綾子、吉行淳之介など推理作家以外にも推理小説を書いてもらう。さらに、乱歩のことを「初期で死んだら天才だった」と、冷笑し批判した松本清張に連載を依頼した。一体なぜ?そこには異なる者への寛容さをもち続けた乱歩ならではの仲間を増やす知恵があった。
【出演】いとうせいこう(作家・クリエーター)、高見侑里(フリーアナウンサー)、小松史生子(金城学院大学教授)

【司会】新井秀和(NHKアナウンサー)

番組ホームページはこちら

ディレクター

加藤敏浩

アシスタントディレクター

堀内慧悟 潘志揚

リサーチ

西川アンナ

アシスタントプロデューサー

中村美奈子

プロデューサー

高橋才也