アナザーストーリーズ 運命の分岐点「『復活の日』~予言の書の衝撃」

アナザーストーリーズ 運命の分岐点「『復活の日』」

新型コロナウイルスのニュースを初めて聞いた時に、今の世界を想像できた人はどのくらいいたでしょうか。僕は全く想像できませんでした。
しかし今から56年前に、こうしたパンデミックを予見した小説がありました。日本SF界の巨匠、小松左京の『復活の日』です。しかもパンデミックをただ予見したというだけではありません。ウイルスの流行とともに変化する社会 —— まるで戦争のような医療現場や乗客の減った交通機関、さらには人と人との物理的な距離、次第に膨らむ周囲の人への警戒心など、まさに今私たちが目にしている日常の光景が生々しく描写されているのです。日本で「SF」という言葉が馴染みのなかった時代にこの小説を書いた小松左京、恐るべし。
番組の取材中、小松がなぜ『復活の日』を書いたのかについて探り続けました。見えてきた小松の思い、それは今の新型コロナ禍に揺れる世界に向けたメッセージそのものでした。これほど今こそ見て欲しいと思う番組を作ったのは、初めてかもしれません。
(浅野直広)

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ナビゲーター

松嶋菜々子

ナレーション

濱田 岳

D

浅野直広

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池田光輝

プロデューサー

髙城朝子

ゼネラルプロデューサー・スタジオ演出

田中直人