昔レコードの時代に、A面とB面があることを上手につかって、全体がひとつのストーリーになるように曲が構成されているレコードがたくさんありました。ユーミンもそうだし、コルトレーンもそう、それはそれは見事なものでした。
実は音楽番組も同じではないかと思っています。選曲と曲順が肝。選曲するのが最も頭を悩ませ、しかし作り手としては最も楽しい作業です。この曲のあとにこの曲をつづけたら視る人はどんなことを感じるかな、番組全体がこんなストーリーにならないかな、などと様々に思いをめぐらせて選曲しています。
童謡の番組、次回はどんな選曲か。どうぞご期待ください。
（中村哲夫）


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