Zero Waste Life 2025年2月

Zero Waste Life 2025年2月

日本には昔からあらゆるものには大切な「命」があり、その「命を最後まで生かしきる」という思想が連綿と息づいてきた。それはモノの命を慈しむ、まさに「捨てない暮らし」そのもの。モノの命を慈しみながら暮らしを楽しむ人々の素晴らしさを世界に向けて伝える15分番組。
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 この番組でDデビューした中国出身の瀋志揚(パン・ジーアン)の6作目が 「パンの耳をビールに」篇(11/22放送)。海老名市で無添加でのパン作りを続けてきた方が、廃棄されてしまうパンの耳を使いビール造りに挑んだ。添加物を含んでいないおかげで、醸造もスムーズに進んだという。最近ではさらに規格外のイチゴを生かした発砲酒作りも。「こんな酒造りを応援し続けたい」と感じさせてくれる深い味わいだった。
(三田 豊)

今月の放送(NHK WORLD-JAPAN )英語版 毎週金曜 午前10:45~11:45ほか

2月7日
#52 Folk House 3: Thoughts of Summer 「島根再生古民家・夏篇」(D浅野直広)※再放送
古民家宿を営む松場登美さんのもとに、夏休みを過ごしに孫たちがやってきた。井戸水で遊んだ後は皆で障子を修繕し、疲れたら蚊帳でひと休み。昔ながらの暮らしが、かけがえのない思い出になる。

2月14日
#53 Folk House 4: Autumn Leaves 「島根再生古民家・秋篇」(D浅野直広)※再放送
古民家宿に秋が来た。モノの命を慈しむ女将の松場登美さんは「足元の宝物」でお客さんをもてなす。イチョウの木の下に落ちた葉は飾りに、種子は夕食の材料に。宿の人気が途絶えることはない。

2月21日
#72 The Recycle Bar 「モノづくりに酔いしれて」(D中嶋旭洋)
小島幸代さんが営むバーは一風変わっている。ほろ酔いのお客さんたちが勤しむのは廃材での小物作り。不要なものもすぐには捨てず、魅力を見出す制作活動。そこに一杯のお酒があれば、最高の夜になる。

※この番組は放送終了後も、ビデオオンデマンド(外部サイト)でご覧いただけます。

※YouTubeのNHK WORLD JAPANのチャンネルでも「Zero Waste Life」は視聴いただけます。
 リンクはこちら(外部サイト)

NHK BSでも放送があります。英語版 毎週金曜 午前4:30~4:45

2月 7日 #69 廃棄パンからビールを (D瀋志揚) ※再放送
2月14日 #70 裂織:布を尊ぶ伝統の技 (D奥野崇) ※再放送
2月21日 #71 廃棄布を新素材に    (D潘志揚) ※再放送
2月28日 #72 リサイクルバー     (D中嶋旭洋)

音楽

笠松泰洋

ナレーション

ガイ・ペリマン

音響効果

岡林亜実

ディレクター

浅野直広
藤原綾子
瀋志揚
岡崎光曜
中嶋旭洋
首藤凛
本多彗
間宮圭次郎
北條薫

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小栁希美

プロデューサー

琢磨修一

ゼネラルプロデューサー

三田豊