Zero Waste Life 2026年9月

Zero Waste Life 2026年9月

日本には昔からあらゆるものには大切な「命」があり、その「命を最後まで生かしきる」という思想が連綿と息づいてきた。それはモノの命を慈しむ、まさに「捨てない暮らし」そのもの。モノの命を慈しみながら暮らしを楽しむ人々の素晴らしさを世界に向けて伝える15分番組。

今月の放送(NHK WORLD-JAPAN )英語版 毎週日曜14:45~15:00ほか

9月6日(日)
♯22 Eatery Happiness Exchange おすそわけ食堂 (D中川奈津子)
市場に出回る野菜は、色、形、大きさなどが揃っている。厳しい規格を設けることで取引の簡素化や流通の合理化が可能になるが、少しでも規格から外れた野菜の行き場はなくなってしまうのが難点だ。大学で農業を学んでいた陶山智美さんは、そんな廃棄野菜を有効活用する食堂を高知で開くことにした。使う食材の多くは近隣農家からおすそわけしてもらう規格外野菜。原価が低く抑えられるため、お客さんにも低価格で食事が提供できる。大学を卒業してからは毎日厨房に立っている陶山さん。食堂はいつも賑わい、地元住民にとって欠かせない交流の場にもなっている。

9月13日(日)
♯23 Handmade Green Living 里山の手作り暮らし (D中川奈津子)
緑豊かな高知の山間に住む、布作家の早川ユミさん。アジア各国から集めた布を材料として、個性的な服やバッグを制作している。アトリエに所狭しと敷き詰められているのは、布の切れ端。制作工程で出た切れ端を、早川さんは決して捨てない。切れ端同士を繋ぎ合わせて新しい作品を作るためだ。最後の一欠片まで使い切る──そんな信念は、彼女の暮らしぶりにも貫かれている。自給自足に近い生活を営み、生ごみを堆肥にすることでなるべく廃棄物を出さない。薪が灰になれば、それを食器の洗浄に使ったり畑に撒いたりする。早川さんの暮らしでは、あらゆる命が途切れることなく巡っている。

9月20日(日)
#87 Evergreen Bonsai 永遠に枯れない盆栽 (D奥野崇)
日本の美意識を象徴する生きた芸術、盆栽。鈴木良男さんは、枯れてしまった盆栽に特殊な加工を施し、半永久的に鑑賞できる状態にする名人。「持ち主の思いまでは枯れさせない」が彼のモットーだ。

9月27日(日)
♯24 Jeans Genie 廃棄ジーンズの魔術師 (D岡崎光曜)
ジーンズは世界中で親しまれている反面、廃棄される量も多い衣類のひとつ。河原拓也 さんは捨てられたジーンズをリメイクし、味わい深い新作アイテムへと生まれ変わらせてきた。傷んだ部分を上手くいかしてお洒落に仕上げたり、異なる風合いのジーンズを組み合わせたりなど、その独特のセンスが人気を博している。河原さんにとって欠かせない仕事のパートナーが山澤亮治(やまさわりょうじ)さん。海外から廃棄ジーンズを買い付けてくるのが彼の仕事だ。二人は大のジーンズ好き。だからこそ、ゴミとなったジーンズを救出し、輝かせることに力を注げるのだ。


※この番組は放送終了後も、ビデオオンデマンド(外部サイト)でご覧いただけます。

※YouTubeのNHK WORLD JAPANのチャンネルでも「Zero Waste Life」は視聴いただけます。
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音楽

笠松泰洋

ナレーション

ガイ・ペリマン

音響効果

岡林亜実

ディレクター

藤原綾子
瀋志揚
岡崎ひかり
中嶋旭洋
首藤凛
本多彗
間宮圭次郎
中野来春
奥野崇

AD

小栁希美

プロデューサー

琢磨修一

ゼネラルプロデューサー

三田豊