地球タクシー「ダブリンを走る」「ソウルを走る」

地球タクシー「ダブリンを走る」「ソウルを走る」

地球タクシー「ソウルを走る」が第57回(2019年度)ギャラクシー賞テレビ部門において奨励賞を受賞しました。

ニュースを見る限り激しさを増している香港の情勢の陰にやや隠れた感もある、政治経済における日韓のせめぎ合い。まさにその最中の時期、三好雅信Dがソウルに繰り出しました。ただただタクシーに乗るためだけに。

彼の地の「音楽が大好き」だというアイルランド・ダブリンに、浅野直広Dが繰り出しました。こちらもただただタクシーに乗るためだけに。

なぜタクシーなのか。タクシーは街を感じる絶好の「入り口」だからです。
今は編集しているディレクター陣を端から応援している身ですが、人間のユーモア・ペーソスを味わい、この世界を考える、とてもいいドライブになりそうな予感に打ち震えております。
(大西 隼)


「ダブリンを走る」2019年11月28日(木)21:00~21:50
アイルランドの首都ダブリン。人気の高い観光地。カラフルでコンパクトな街中に独自の文化や歴史が凝縮されている。ダブリンという地名は古ゲール語で「黒い水たまり」を意味するが、現代の黒い水は本場アイリッシュパブで飲むビールというところだろうか。パブの文化が街を彩り、人々の出会いを演出する。2008年の経済危機が街に影をおとしているが、暮らす人々はそれぞれの楽しみを日々の生活に見出す。伝統の街並みを走る。

「ソウルを走る」2019年11月29日(金)22:00~22:50
近くて遠い国ともいわれる隣国、韓国。街を走るタクシードライバーたちの胸中は?今、韓国も変化の時を迎えている。首都ソウルへの一極集中、就職難、崩れゆく家父長制と若い世代のカルチャーの勃興など街の空気は変わりつつある。近代化の恩恵と歪みを引き受けてきた人々の本音は? 市井の人々の心を見つめ、浮きぼりにしていく。新旧様々なエネルギーうごめく1000万都市、2019年夏のソウルの今をタクシーから見つめる。


【再放送のお知らせ】
「ソウルを走る」
2023年11月2日(木)15:00~15:50
2020年10月 5日(月)5:10~ 6:00
2019年12月 9日(月)0:00~0:49(日曜深夜)
   12月17日(火)13:00~13:49


「ダブリンを走る」
2023年10月26日(木)15:00~15:50
2020年10月 4日(日)5:10~ 6:00
2019年12月 9日(月)0:50~1:39(日曜深夜)
   12月16日(月)13:00~13:49


過去回をリメイクした短編集「5min.ドライブ」も放送されています。
◆詳細は、公式HPをご覧ください

語り

華恵

ディレクター

浅野直広   ダブリン編
三好雅信   ソウル編

技術

南幸男 
井上裕太
伊奈勇人
伊藤僚太郎

音効 

佐藤新之介

CG

高野善政

AD 

高村安以

プロデューサー

大西隼

ゼネラルプロデューサー

高橋才也