東京・大塚にある、“おにぎりの聖地”が「ぼんご」の名物女将、右近由美子さんに密着した。

そのおにぎり店は、食事時でなくても、雨が降ろうとも、行列が絶えない。さらにネットではその行列の長さを知ろうと、LIVE配信するサイトまであり、おにぎり好き界隈で賑わっている。日本一の呼び声高いその味を求めて、常連のサラリーマンから家族連れ、果てはスーツケースを抱えた旅人までが"聖地巡礼"とばかりに全国から訪れる。

ふんわり握られたお米と香り高い海苔に合わせる具材は、圧巻の57種。鮭や筋子などの定番から、卵黄そぼろ、豚キムチ納豆などオリジナリティの高いもの、さらには明太マヨクリームチーズや最新作のペペロンチーノなどクセの強いものまでが並ぶ。

そんな唯一無二のおにぎり店「ぼんご」がここまで人気になった理由は、何だろう？と考えてみた。近所付き合いが生きている大塚という街の魅力、毎週のように通い恍惚の表情で頬ばる常連さん、、、幾つもその理由はあるだろうが、キーワードは、どうも「笑顔」にあるのではないだろうか。詳しくは、ぜひ放送でご覧ください。

番組では「ぼんご」が、店舗を一旦閉じる９月１０日の営業まで寄り添うことにした。「私の人生＝おにぎり」と言い切る右近、この閉店で何を思い、新店舗はどのような店にするつもりなのかー。"おにぎりの聖地"が踏み出す新たな一歩。そして今後もずっと応援しています！
（河原 剛・下口谷 充）