栗の渋皮煮を茹でる。今年すでに７回目。茨城産、丹波産。小布施産は直売所、道端の販売所、取材先の農家から、取材先の庭先の栗。そして希少種の茨城産「人丸」と、栗の食べ比べを行った。今回栗の取材を通し、大雑把に「栗」としか認識していなかったことを反省。まずは品種、そして産地。でも同じ品種が５０ｍ離れただけで味も大きさも変わることが判明。栗は奥深い。栗ハサミたる頼れる相棒も手に入れたので、次は山栗を試してみたいと思う。そんな栗実験は番組に映っていませんが、栗のおすそ分けが取材先の好奇心を呼び、あっちとこっちが結びつき、更なる栗の可能性が膨らみそうになっている。番組作りってその先も面白い。
(牟田口わか菜)