映画『前科者』

映画『前科者』

人生につまずいた者たちを、寄り添うことで救えるのか――?
いま届けたい、希望と再生の物語

ふたつの仕事をかけ持つ阿川佳代、28歳。コンビニ勤務は至って平穏だが、もうひとつの務めは波乱に満ちていた。犯罪者の更生を助ける保護司という仕事で、国家公務員だがボランティアのため報酬は一切ない。それでも阿川は、次々と新たな問題を起こす前科者たちを、「あなたは崖っぷちにいます!」と厳しく叱り、「落ちたら助けられなくなります」と優しく励ます。「もっと自分の人生を楽しめば」と周りには言われるが、何があっても寄り添い続ける覚悟に一点の曇りもなかった。

そんな中、阿川は殺人を犯した工藤誠を担当することになり、懸命に生きる彼を全力で支える。ところが、工藤は保護観察終了前の最後の面談に現れず、社員登用が決まっていた自動車修理工場からも忽然と姿を消す。折しも連続殺傷事件が発生、捜査線上に工藤が容疑者として浮かぶことで、これまで阿川が隠してきた過去や“保護司になった理由”が明かされていく。置いてきた過去に再び向き合う工藤、彼を信じてその更生に全力を注ぐ阿川。
二人がたどりついた先に見える希望とは――?


人気コミックを若手&ベテラン実力派キャストの魂の共演で実写映画化
緊迫のサスペンスのその先に深い感動が待つ本格社会派エンターテイメント
阿川佳代役には、『花束みたいな恋をした』、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』という、2021年公開の大ヒット作2作で全く異なるキャラクターを演じた有村架純。本作では、不器用なほどまっすぐで、お茶目なユーモアも発揮するが、実は過去の秘密を抱える多面的な阿川佳代を、様々な光を放つプリズムのように演じきった。工藤誠役には、『ヒメアノ~ル』(16)で唯一無二の存在感を放ち絶賛された森田剛。主演を務めた舞台「金閣寺」がニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルで上演されるなど、舞台でもその魅力を存分に発揮している。国際的にも評価されている実力で、今回は険しい道を歩んできた者の魂の慟哭を全身で表した。共演にも、2021年に公開された『ヤクザと家族 The Family』、『東京リベンジャーズ』や『きのう何食べた?』などの話題作に次々と出演している磯村勇斗をはじめ、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江と、一人一人の魅力はもちろん、彼らの競演がどんな新しい世界観を創り出すのか、期待に胸躍るキャスティングが実現した。
原作は小学館「ビッグコミックオリジナル」にて2018年より連載中で、2019年にはさいとう・たかを賞の最終候補作品に選ばれた、香川まさひこ原作・月島冬二作画のコミック「前科者」。映画版に先駆けて、阿川佳代が保護司になったばかりの頃の物語が、TVドラマ版としてWOWOWで放送・配信、さらにはWOWOWオンデマンドとAmazon Prime Videoでも見逃し配信される。
監督は、劇場映画デビュー作『二重生活』(16)で、ウラジオストク国際映画祭最優秀監督賞、ニューヨーク・アジアン映画祭審査員特別賞を受賞した岸善幸。第2作となる『あゝ、荒野』(17)では報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞などの作品賞を受賞、人間とは何かを問うヒューマンドラマの名手であり、今後の日本映画を担う存在として、その名が広く知られる。
なぜ、阿川は若くして保護司という仕事に人生を捧げるのか? なぜ、工藤は社会復帰まであと一歩のところで姿を消したのか? 真実が明かされた時、生きることの儚さと切なさ、強さと喜びが心に沁みわたる。罪を犯した工藤の未来に寄り添う阿川の言葉が、観る者の明日を明るく照らす感動の物語。

映画『前科者』(2022年1月28日全国ロードショー)

WOWOWオリジナルドラマ「前科者-新米保護司・阿川佳代-」(2021年11月20日~全6話)

【配信】 ※外部サイト
  WOWOWオンデマンド
  Amazon Prime Video

映画『前科者』本予告

2022年1月28日(金)公開

人生につまずいた者たちを、寄り添うことで救えるのか――?
いま届けたい、希望と再生の物語

2022年1月28日(金)全国ロードショー

監督・脚本・編集 岸  善幸
音楽       岩代 太郎
撮影       夏海 光造
プロデューサー  杉田 浩光  菅原 康洋  渡辺  誠
アシスタントプロデューサー 三毛かりん
監督助手 永田 一行

〈出演〉有村 架純
    磯村 勇斗  若葉 竜也  マキタスポーツ  石橋 静河
    北村有起哉  宇野 祥平  リリー・フランキー  木村 多江
    森田 剛 ほか