BS朝日開局20周年記念特別番組 東京国立博物館150年の謎

BS朝日開局20周年記念特別番組 東京国立博物館150年の謎

先進映像協会ルミエール・ジャパン・アワード2021
4K部門 優秀作品賞 を受賞いたしました。

再放送
2021年10月3日(日)1:00~3:00(2日土曜深夜)

1872年、明治5年に産声をあげた日本で最も歴史のある博物館が、東京国立博物館。通称「東博(トーハク)」。
2022年に創立150年を迎える博物館は、その規模も日本最大級。上野の森を訪れると、広大な敷地にバラエティに富んだ様式の建築が立ち並ぶ巨大施設となっており、約12万件におよぶ文化財がおさめられている。
その中には、誰しも教科書で見たことがある多くの作品が。それも、館内どこもしょっちゅう展示が入れ替わっている。東博は、世界でも珍しい「常設展」がない博物館なのだ。(代わりに「総合文化展」と言う)だから、特別展を観たついでに他の展示を覗くのでは、この日本一の博物館の魅力は味わえない。もったいない!
この巨大博物館はいかにして上野の森に誕生し、傑作名品の数々はどのように集められてきたのか?広大な施設の中で日々どんな活動が行われ、展示のために どのような工夫があるのか?
番組では、石坂浩二さん、ヤマザキマリさん、池上英洋教授が「トーハク調査団」を結成し東京国立博物館の奥深くに潜入。傑作名品に秘められた物語を追って普段は見ることのできない展示の裏側まで徹底調査。様々な物語に満ちたトーハクの歴史を紐解き、150年にわたり積もり積もった謎の一端を解き明かす。

石坂浩二さんコメント
以前から、仕事でもプライベートでも何度も訪れた東京国立博物館。
この東京国立博物館についてなんとなく知っていた事が、改めて研究者の方たちから直にお話を聞くうちに、150年間の歴史の大きな流れを理解することが出来ました。
何よりも心を動かされるのは“モノのチカラ”。歴史の荒波を生き抜いた名品が、ここに今も並んでいることが、どんな言葉よりも雄弁なんだと思います。


出演   石坂 浩二(語りも担当)
     ヤマザキマリ 漫画家・文筆家
     池上 英洋  美術史家・東京造形大学教授
ナレーション 斉藤 茂一
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演出・プロデュース     村田 吉廣
撮影            笠井 知彰
技術            佐久間敏美
照明            石田  厚
ドローン撮影        クレセントエルデザイン
技術協力          オムニバスジャパン
ポストプロマネージャー   関谷 義人
音響効果          溝口 博子
ディレクター        岡本 拓也
プロデューサー・撮影    鈴木  淳
企画・プロデューサー    谷村 幸治(BS朝日)

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